だいぶ前の話になりますが、新体制には当たらなかったので、新体制レポートページを読んでいたんですが、小宮山の、「フロンターレのサポーターは日本一のサポーターだと聞いています」って部分がどうも気になって……。
正直に言って、一度でも、一項目でも、日本一になった記憶はサラサラないので……。
#そのあたりの気持ちも含めて、昨日のエントリーとなったわけですが。
単純に数字的に測れるものでは、後援会会員数や入場者数はもちろんのこと、声量とか、客単価とかでも、フロンターレサポーターが一番になんてなったことなんてないはずです。
(サポートショップ数は日本一なんだっけ?)
定性的な面で言っても、件の小宮山だって「聞いています」という伝聞調で語っているわけですから、敵として「川崎のサポーターはすごいな」と思ったことはないんだと思います。
それっぽい話としては、去年のホーム最終節で、セッキーが「日本一のサポーター」と言ってくれたシーンくらいですが、そのセッキーも辞めちゃったし
、
そもそも自分たちを応援してくれるサポーターはどんなサポーターでも自分たちにとっては日本一かもだから、鹿島を知るセッキーに言われたということを考慮しても、客観的なモノサシに基づく話ではないのは明確です。
……そういうサポーター(の多く)が、チームに対しては、「(名実ともに)日本一になってくれ」と思ってるんですよねぇ。。
「おらが町の一番」ってわけでもなくて。
サポーターなんだから、それが当たり前なんでしょうけど。
ま、現実問題、等々力が改修されても、市長が言ってる3万人規模なら、今後も入場者数が日本一になることなんてありえませんし、
サッカーどころの県とかと比べたら、比率にしたって日本一になれる可能性はゼロに近いと思います。
客単価も、子供料金を値上げない限りは、まずもって日本一になれるほどには上がらないでしょうし、
とはいえ、子供料金を上げたら入場者数が減るのは目に見えてますしね。。
じゃあ、何なら日本一になれるんでしょうかねぇ。。
昔は、「ストレス耐性(笑)」とかかなー、と思ったこともあります。
よく信平ちゃんが話に出す、「勝ち点1の差で昇格できなかったとき、罵声も飛ばず、応援してくれた」とかいうあたりね。
でも、こういうところで引き合いに出すのは申し訳ないですけど、アビスパのサポとか毎年よく耐えてるよなぁ、と正直思いますし(ホントすみません)、
昇格・降格を繰り返すチームとかも辛いだろうなぁ、と思いますし、
湘南とか昇格までどんだけかかったんだ、って話ですし。
他にも、例えばブーイングしないから日本一礼儀正しいか、というと、そうでもないしね。
個人的な話としても、なんかあった時、止められる時には止めてるけど、現場にいても止めようがなかったことも何度かあるからなぁ。。
(それに、水戸の時なんかについては、今でもこちらが正しいと思ってるけど、水戸側はそうは思ってないだろうし。)
うーん。うーん……。
でも、数や量だけで日本一になれるわけでもないのも、これまた事実なわけです。
なんかそこに周囲をうならせることができるような定性的なものが加わらないと、世間に日本一とは認めてもらえない。
そしてもちろん、ストレス耐性なんかがあっても、日本一にはなれない。
じゃあ、どうだったら「日本一」なんだ! と。
……私も考えたんですよ。一応は。少ない脳みそをひねって。
でも、よくわかりませんでした。
なので、ここは一つ、相馬教授(相馬監督)のお言葉を引用させて頂きたいと思うのです。
http://www.frontale.co.jp/f_spot/pickup/2009/vol_19.html
フロンターレにはぜひともタイトルを獲ってほしいです。だからこそ。だからこそクラブを離れるにあたり、いいたいことがあります。
ナビスコカップ決勝、そしてリーグ戦での最後で勝てなかったのは、何らかの原因があったからだと思います。それは選手の問題なのか、もしかしたらスタンドかもしれないし、フロントなのかもしれません。選手、スタッフ、フロント、サポーター。そこからさらに大きな括りであれば地元の方々、そして川崎市民。終盤戦でフロンターレは一度首位に立ちました。でも、どこかで「大丈夫だろう」とか、「大丈夫だろうか」という気持ちはなかったでしょうか。フロンターレに関わるすべての人たちが、信じきることはできていたのでしょうか。そこを変えていくためには信じる気持ちもそうですが、大げさにいえば自分に嘘をついてでも信じさせるぐらいに準備をやりきることが必要なのではないでしょうか。
相馬先生なので、全体的にお話しが長いですよね(笑)
#私に言われたかないでしょうけど。
なので、ちょっと要約させて頂くと、「信じろ。信じきれるくらいに準備しろ」ってことですよね。
奇しくも、先日モバフロでふろん太くんが披露してくれたアウグスト神の手紙にも、「準備」という言葉が書いてありましたっけ。
あと一つ、リンクを張らせて頂くと、
今はエルゴラでおなじみのとうこくりえさんの漫画。(祝・蹴球風見鶏単行本化!)
http://www.tbs.co.jp/sports/comic/20040929.html
「365日全力投球」っていうのは、「アットホーム」と並ぶ、フロンターレのカラーかもしれません。(「投球」ってあたりがちょっとアレですけど。)
「チームを信じて、365日全力投球(で準備)」
っていうことなら、日本一になれるかもしれないな、と思ったりするのです。
フロンターレらしさを基盤にして。
フロンターレはよく「ぬるい」ってよく言われますけど、チームを信じきるっていうのは、ぬるくちゃ出来ないと思うんですよね。
信じ切れる位に準備するっていうのも、並大抵のことではありません。
といっても、「準備」って何だ? と聞かれてもよくわからないですよ。私も。
でも、それを考えるところから、「準備」なんだと思うのです。
今年も初っ端から逆境です。
韓国に行った身からしますと、ぶっちゃけ、観戦記なんて書きたくないくらいの内容で、選手たちからは去年の悔しさなんて全然感じられなかったんですよね。(恩師・セッキーが辞任してるのに!!)
そして、間違いなく一番闘志を抱いて戦っていたであろうケンゴが、ご存じの通りの負傷。。
特に、帰国直後のケンゴの話を聞くと、悲痛すぎます。
「痛かったけど、みんなが落ち込むから落ち込めないよ」
どんだけケンゴ頼りなんだよ、このチーム……。 
そして、そんなケンゴの配慮もむなしく、しっかりチームは落ち込んでいるようです……。
でも、そんなときこそ……等々力力が試される時なのではないでしょうか。
以前、twitterの方で呟かせて頂きましたが、再度リンクを張らせて頂きたい記事があります。
等々力劇場、ホームのチカラ:中村憲剛インタビューこぼれ話[= = = アルマジロひだか の おぽんちジャーナル ブログ : Oponchi Journal blog = = =]
「あのスタジアム、等々力には何かある。すごく力をもらう。
ピッチを走り回ってても、スタンドからのみんなのパワーをすごく感じる。」
「だって、ホームだもん。等々力大好き。
特に後半、あっち(ホームエンド、ビッグスクリーンのある側)に向かって攻めるのが好き。
あの雰囲気が好き。力を出せるから。
だって、それがホームでしょ! だからホームなんじゃない!」
韓国遠征で一番思ったことは、選手たちに早く等々力で試合させてあげたい、ということでした。
応援、頑張ったつもりでしたけど、選手たちには声は届かず(前の方の選手が手を挙げなかったので、声の届いた範囲は大体わかる)、
結局、目の前で空回りするチームを見ているしかありませんでした。
でも、等々力なら違うはず。
ケンゴが言ってくれているように、違うはずなんです。
川崎サポは、まだ日本一じゃない。
でも、日本一を目指せるサポーターだと確信していますし、私もその一人でありたい。
準備や覚悟も足りないかもしれませんが、365日全力投球、いろいろ模索して、"Only One"とかじゃない、本当の一番になりたいです。
そして、川崎フロンターレというチームをしっかりと信じる。
私はそういう意味で、この等々力でのJ開幕を心待ちにしています。
【余談1】
引き合いに出してしまったアビスパですが、川崎出身の、元々アビスパサポだと言ってもいいような方が社長に就任されたそうです。
記事を見ていると、かなりアツい。
今年のアビスパは変わるかもしれません。
【余談2】
等々力力についてですが、正直、応援を受け取る側の方にも、あるスキルが必要なんじゃないか、と思ったり。
テキトーに命名しますと、「被応援力」というか。
応援されているということをしっかりとアンテナで感じ取って、それを自分のパワーに変えることができるというのは、プロにとってはとても重要なスキルな気がします。
【余談3】
昨日の記事の追記的な意味で。
併せて読みたい記事。→http://www.j-league.or.jp/document/jnews-plus/010/vol010.pdf