いつものごとくにうまくまとまらないんですけど、タイトル的にはそういうことかなー、と。
最初は、どうしてもホーム新潟戦は勝ちたかったね、ってことを書きたかったんですよね。
なんだけど、この間の大宮戦の前にTwitterを眺めていたら、なんか、すごく多くて。
フロンターレを観に等々力に行くのがはじめて、って人が。
まあ、サッカーチームご招待が多かったから、そういう関係の人かもしれないんですけど、
いつもより、明らかに多かった。
そしたら、やっぱり勝って欲しいじゃないですか。いつにも増して。
そう考えたら、新潟戦だけじゃないよな、って。
「どうしても勝って欲しい試合」って。
で、考えたんですが、私個人が「どうしてもこの試合は勝って欲しいなぁ」って思う試合もやはりあって、
一番は、友達が観に来たときですね。
喜んで帰ってもらいたいから。
特に思うのが、今は中国在住の友達が日本に、というか、川崎に帰ってきたとき。
どんなにその友達家族がフロンターレのことが好きでも、一年に一回も試合が観られなかったりするからさ。
でも、そんなことはチームも選手もまったく知らないのです。
私にとっては、一年に一回未満の滅多に無いことなんだけど。
そうやって考えると、「この試合だけは、なんとしてでも勝ってくれ!!(>_<)」って試合って、
1万5000人も集まっていれば、ほぼ全試合がそういう試合なんですよね。
その中の誰かにとっては。
でも、「全試合全部勝つ」ってのは、とても難しいことです。
それはサッカーを見ている人は、誰もが知っていることだと思います。
どんなに強いチームでも、とても難しいこと。
だから、みんな、もちろん負ける覚悟も持って、スタジアムに行くわけです。
口には出さないけど。
負ければ悔しいです。ストレスも溜まります。
なのに、どうしてみんなわざわざ試合を観に行くんでしょうか。
ここからいきなり昔話になるんですが、私、フロンターレ関連のHPを始めたのは、2000年の終盤なのです。
2000年というと、つまりはJ1に始めて昇格して、全然勝てなくて、あっさりと降格した「フロンターレ暗黒時代」のことになるんですが、
なんでそんなどん底のときにHPを始めてしまったのか。
きっかけはいくつかあるような気がするんですが、一番大きいのは、ナビスコ決勝で負けたからです。
あのときの私の心情を正直に書くと、あの2000年のナビスコ決勝は「負けてもいい試合」でした。
もちろん、勝ってくれたら嬉しかったけど、それよりもリーグの降格が目の前に迫りすぎていて、
ナビスコはどうでもよかった。
そして、案の定、鹿島相手にほとんど何もできずに負けたわけですけど。。
でも、その試合を「負けてもいい試合」とは思っていなかった人がいたんです。
その人に直接聞いたわけではないけど。
その人とは、今はフロンターレのコーチである、鬼木さんです。
私は、あんな悔しそうにしているサッカー選手をそれまで見たことがありませんでした。
いや、おそらくはあったと思うんですけど、大抵は、選手権の決勝とかで全員号泣とかだったから。
でも、その時の鬼木さんは、一人でその試合の全部の悔しさを背負ってるみたいで。
ものすごく印象に残ったんですよね。。
(理由としては、古巣の鹿島相手だったから、とか、まあいろいろあったんだと思うんですけどね。)
で、その時に思ったのです。
こうして気持ちを込めて、プロとして全力で戦ってる選手が一人でもいるなら、
たとえ結果が予想通りの負け試合であっても、試合を観る価値ってのは十二分にあるんだな、って。
どんな試合でも、全力で応援する価値があるんだな、って。
それで、なんかそういうことを書き留めておきたくなって、HPを始めたわけです。
それで、おそらく「チーム」としては史上最低だったと思われる2000年以降は、
紆余曲折がありながらも、プロ意識の高い選手が大勢いて、ちゃんとチームとして機能している、
私としてはものすごく観る価値があるチームになっていったわけで。
そして、今年、あのナビスコ決勝で敵だった相馬さんが監督になり、鬼木さんがヘッドコーチという布陣になりました。
だから、そういう意味では期待していたところがあったんです。
「戦う気持ち」という意味で。
あの、憎ったらしいほど強かった鹿島の、そして、私たち川崎の、相馬さんと鬼木さんですから。
で、これもまた、率直な話ではありますが、
Jリーグのすべてのチームが、常に優勝争いをしているわけではありません。
そんなことみんなわかっていて、それぞれのチームを応援していると思います。
「常勝チーム」を応援している人なんて、結局は一握りです。
だけど、みんな、
『試合に負けることはあっても、気持ちでは相手に負けていて欲しくない』
そう思って、試合を観ているのではないでしょうか。
だから、どんな試合でも、気持ちでは負けて欲しくなくて、それを支えたくて、応援しているんじゃないんでしょうか。
(まあ、そうじゃない人もいるとは思う。人それぞれでしょうから。つか、私自身も、まずはフロンターレが川崎のチームだから応援しているわけで。。)
それで。
新潟戦、気持ちで新潟に勝っていたでしょうか。
大宮戦も。
「負けてもいい試合」なんて一試合もないけど、勝負ですから、負けることはあります。
でも、「気持ちで負ける試合」は、どうしてもあって欲しくないのです。
特に、ホームでは。
特に、どうしても戦う気持ちを見て欲しい人たちがいる試合では。
だから、新潟戦というのは、「どうしても勝って欲しい試合」でもありましたが、
それ以上に、「どうしても気持ちで負けて欲しくなかった試合」だったんです。
新潟戦、特に印象的だったのは、ここで名前を一人挙げるのは申し訳ないけど、
矢島から気持ちが全然見えなかったことでした。
「申し訳ない」というのは、単に取り上げるのが申し訳ないのもあるけど、
もう一つは、私が矢島に対して、点が辛くなっているから、そう見えた、という偏見の部分もあるので。
で、点が辛くなっている理由は、Twitterでちょっと呟きましたが、ナビスコの三ツ沢でのマリノス戦でのこと。
矢島、笑ってたんですよね。マリノスの選手たちと。
試合後のことですが。
フロンターレの選手たちが、フロンターレ側ゴール裏に並んでたとき。
号泣していた選手もいたのに、矢島は笑ってたんです。
そりゃ、試合が終わったらノーサイドでしょうし、旧友とお話したくもなるでしょう。
話しかけられて、愛想悪くしろってのも難しい話でしょう。
でもな……チームメイトが泣いてるんですよ。。ていうか、号泣ですよ。。
で、バックスタンドの方面に向かうマリノスの選手と一緒に歩いて談笑していた矢島は、
結局、フロンターレの選手たちが川崎側ゴール裏に一礼するのにギリギリ間に合わない感じで、
他の選手たちとは、タイミングが外れながらも、なんとかペコリとして、去っていったわけですが。。
あれは、冷めました。正直。
あの2000年のナビスコの時から考えれば、逆に矢島一人だけがそんなだったわけですから、状況は格段に良くなっているわけですけど、
人間、贅沢にはすぐに慣れてしまうものです。
まあ、そんなわけで、矢島には点が辛くなっているんですが、それにしても、新潟戦では気持ちが見えなかったと思うわけです。
(他の人に聞いても、矢島の名前は挙がるので、まあ、私一人だけがそう感じているわけではなさそうなので、ここでも書きましたが……。)
ジュニとか、確かに点決めたという結果も残してますけど、でも、すごい気持ち出してたじゃないですか。
自分でボール拾いに行って、少しでもあの状況をなんとかしようとしてた。
なのに……チーム全員があの新潟戦で気持ち見せてくれたとは……どうしても思えなかった。。
報道ステーションを見たら、陸前高田の子供たちは優しくて、「最後まで諦めてなかった」とは言ってくれてたけど。でも。
フロンターレなら。
もっとできたはず。もっと気持ち見せられたはず。
そう思うから、あの新潟戦が、重く、辛い試合となってしまったような気がするのです。
単に、負けたからじゃなくて。。
もう、ついでだからぶっちゃけますけど、相馬さんに監督が代わってから、すぐに結果が出る、ましてや優勝できるなんて思っちゃいませんでした。
はい。
セッキーだって、ツトさんだって、できなかったんだし。
それを、いきなり、キャリアの浅い相馬さんができるなんて、都合のいい妄想はできなかった。
ただ、気持ちの面では、期待してたんです。ものすごく。
戦う気持ちについては、強くしてくれるんじゃないか、と。
そうしたら、今年は結果が出なくても、長期的に見れば、いい選択と思えるのではないか、と。
でも、先述の通り私としては疑問符が付きまくりの、井川をキャプテンに任命したあたりも含めて、
これで、戦う気持ちが強くなるのかなぁ、今年……、って、なんか心にモヤモヤを抱えつつ、今年のチームを見てきたわけですけど。。
「相馬フロンターレ」として、ある程度の時間が経ってからも、矢島はボロ負け試合で笑ってるし。。
うーん。。
……といいつつも、私が「相馬監督解任論」を言い出さないのは、相馬さんにまだ期待を持ち続けているからです。
だって、憎ったらしいほど、強かったんだって。
「名選手、名監督ならず」とかいうけど、そういう類の話じゃないから。
チームとして、強かったんだよ。あの時の鹿島は、さ。
そういうのって、そのチームの中で、選手として、肌身で感じた人の方が、わかってると思うんですよ。やっぱり。
なんか、ここまで書いてきて言うのもアレですが、なんかすごい贅沢な望みを書いてるんですかねぇ、私。。
相手も全力、こっちも全力。
色んな戦術はあるだろうし、体力的にはセーブしたり、メンバーを入れ替えるようなことがあっても。
戦う気持ち的には、全力。
そういう試合がたくさん見たい、という望みなんですけど。。端的に言うと。。
期待しているんだけどなぁ。。相馬監督には。。今も。。
残りの試合、もっともっと、気持ち、見せてくれないかなぁ。。
(もちろん、残留の方も忘れずに……ね。。)